Lumberman103’s blog

外材特に北米材アメリカ、カナダ材については日本一のスペシャリスト

初めてのロシア出張パート2

初めてロシア出張のメンバーは日本の木材専門商社の社長含めて5人と日本全国の木材会社10人であった。会社の名前は聞いたことはあるが知っている人はいない。唯一知っているのは商社の担当者だけだった。まず初め日本レストランで食事をしたが、たしかサッポロラーメンでそこそこ美味しかった。そこで働いてる若いウエイトレスだが皆んなモデル級の美人ばかりでびっくりしたのを覚えている。後で知るが若い時は美人なのだが結婚すると太るらしい。あと離婚率が高く理由は旦那が仕事をしなくて酒(ウォッカ)ばかり飲みアル中率が高く自殺が多くて男性はそもそも寿命が短いらしい。ハバロフスクの街を少し観光するが街並みはユーロッパ風で教会などを中心に道路が放射線状に作られている。あと立派な戦死者の石碑が多くあり戦争に対して思い入れが強いのだろうと感じた。仕事の話に移るが移動はもっぱら日本車の4輪駆動のラウンドクルーザーが喜ばれていた。道路状況が悪く街から離れるとガタガタ道が続くので多分故障が少ない日本車を選ぶのだろう。一日に何箇所か木材集荷土場や製材所を回り、木材検品(ロシアの品種はエゾマツかアカマツ)や製材所見学してその後ミーティングをする。検品見学後に感じたのはどれも整備がされてなく煩雑でちゃんと経営されてるようには見えない。木材検品するが本当に見た木材が輸入できるのか?ロシア木材ビジネスを始めるのに疑問を感じた。その頃は日本海側の地区は昔からロシアの付き合いが長くロシア木材を輸入していたが西日本の太平洋側はまったく付き合いが無く輸入0だった。出張後結論としてロシア木材輸入はしない事を決断する。

しかしその後あるきっかけを理由にロシア木材ビジネスが始まる!

この話は続編でします。