Lumberman103’s blog

外材特に北米材アメリカ、カナダ材については日本一のスペシャリスト

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ木材の品質

アメリカの木材の品質🪵の件だがまず品種がある。 米マツ、米ツガ、米モミ、その他にもいろいろあるが主なものはこの3種である。これらは針葉樹であり主に建築材に使用される。圧倒的に多いのは米マツである。ちなみに広葉樹は家具やフローリングに使用される…

カナダ木材輸入パート2

カナダはアメリカと違い港の設備が発達してない。また木材を運ぶのにアメリカはトラックが主体、そして陸上ヤードに山積みする場合が多いが、カナダは川に木材をワイヤーで束にした筏にして貯木する。カナダは森林の国なので途方もない数の筏が並んでいる。…

カナダ木材輸入開始

2001年にアメリカ木材輸入からカナダ木材に一気に変更した。アメリカ材は値段も高く集荷がやりにくくなってきたこととカナダ材が品質がよく輸入しやすい法律のルールに変わったからである。そこで2〜3前から変更した方がいいかなと考えていたが、長期間続い…

初めてのアメリカ

40年前の話であるが20才の時に父親と2人でアメリカに仕事で行った、父親は何度も行っていたが私は初めてだった。イミグレーション 入国審査 英語で偉そうに捲し立てられたが無事通過 手荷物検査では父親が過去に何度か問題があったのか別室に連れて行かれた…

外国出張

私は木材の輸入の仕事で29才から40才の間にアメリカに100回弱カナダに30回ロシアに1回フィンランドに1回エストニアに1回行きました。20才の時に父親と行ったのと、ロシアに15人で行った以外は、すべて1人で行きました。初めはかってが分からず苦労しましたが…

アメリカのビジネス文化

アメリカの商取引には日本のような約束手形はない。キャッシュオンリー また普段の買い物は40年前でもカードだったと思う。またファーストフード以外のレストラン、タクシー、ホテルのベッドメイクもチップがいる。キャッシュで支払いの10〜15%を働き手に払…

アメリカの文化パート4

アメリカと日本のビジネス文化で共通で同じものもある。仕事で約束したことは必ず守るということ、これは契約した品質、数量、期日に揃える、そして金額を約束した日に支払う。これが信用となる、これが守られるからビジネスが成り立つ。ロシアとも木材を輸…

カフェ巡りの趣味

よく行くカフェのモーニング 至福のひととき、常連の客と話しが弾む!

アメリカのビジネス文化パート3

日本の場合ビジネスで担当者は値段の交渉ですぐに決める事が出来ない、上司に相談するまたは社長に許可をもらうので少し待ってくださいとよく言う。大きな取引になると持ち帰って検討しますので待ってください。しかしアメリカは違う、サラリーマン担当者は…

アメリカビジネス文化パート2

アメリカの商取引ビジネスは日本と違い基本的に接待はない。日本の女性が接客するクラブ、ラウンジ、スナックなどはないし、ゴルフのキャディという職業もない。あるとしても基本ランチである。多分賄賂とか接待でいい条件を引き出す文化がないのだろう。た…

アメリカのビジネス文化

アメリカで長年木材のビジネスして感じたのは、日本との違いは日本は名刺ビジネス、アメリカは名刺は関係なく実力主義または個人の実力を評価する文化ではないかと思う。アメリカンドリームという言葉がこれをあらわしている。日本では超一流の大会社の名刺…

アメリカ木材価格パート3

アメリカに出張する期間はいつも一週間です。当然その前に電話F AXで何度もやり取りするのですが着いてから一週間で木材の検品、商談をすべて終わらせなければなりません。フルタイムで忙しいし決断することばかりでストレスになります。また時差が16時間あ…

アメリカ木材価格パート2

アメリカ木材価格は1000S C Rあたり何ドルで決めるのですが、これには条件があります。F A Sが一般的でF A S800ドルで決めたら船の側面まで木材筏を売り手が持ってくるという意味になります。商談のことをアメリカではネゴまたはネゴセーションといいます。…

アメリカ木材の価格について

アメリカの木材価格ですが、まず価格を決める数量単位は1000S C Rというアメリカのスケールで決めます。例でいえば1000S C Rあたり800ドルで決めると数量が100000S Cであれば100×800=80000ドルとなり今の日本円に直すと147円× 80000=1176万円ということです…

第一次ウッドショクパート2

ウッドショクの最後の苦い思い出は、いつものようにアメリカに木材を買い付けに4月の中旬に行った。 アメリカには日本のゴールデンウィークはなく、その前に仕事を終わらせたかったからだ。ウッドショクの状態なので売り手が強く商談は難しかった。商談が終…

第1次ウッドショク

今から25年前アメリカを中心としたウッドショクが起こった。この時期は私は1人でアメリカに出張し1週間の間に1船 ぶんの木材を検品し商談を終わらせなくてはならないのでよく覚えている。確か環境問題で基本的に国有林や州有林は輸出できなくなり、私有林も…

初めてのアメリカパート2

20才の時に父親と初めての外国アメリカ、カナダに行ったのは目的があった。父親が取引先などに自分の会社の将来の後継の息子を紹介すること、もう一つは木材の買い付けの検品と商談(もちろん英語で商談する)それとカナダのバンクーバーに居る父親の従兄弟に…

初めてのアメリカ 続編

泊っているホテルはシアトルから西に20km程のベルビューという町のベルビューヒルトンホテル。車でシアトルの中心ダウンタウンに食事に行くのだが大きな湖の大きな橋を渡らなければならないのだが、これがなんと湖に浮いてる浮き橋なのだ。どういう構造なの…

初めてのアメリカ

初めてアメリカに行ったシアトルの街並の第一印象は遠くから見ると中心部は高層ビルが建って凄く綺麗に感じるのですが、近くで見ると古くて雑に感じました。街から少し離れると大きな建物もなく日本より田舎かもと思ったくらいです。これは私の頭がアメリカ…

木材船パート4

2008年リーマンショクが起こったがその前の年2007年にサブプライムローン、アメリカの住宅バブルが弾けたのだが、時期は前後するかもしれないが2005年〜2007年にかけて船運賃が暴騰した。支払いはドル払いだが日本円に直すと1年半から2年の期間で4000万から4…

木材船パート3

木材船一航海の値段だがこれもサイズによるが安い時40万ドル高い時は400万ドルにもなる。なお船運賃は世界中米ドルで支払いするのが原則。円に直すと為替によるが4000〜5000万円から4〜5億円 高い期間は長くはないが上がり出すと以上に上がり下がり出すと以…

木材船 パート2

木材船はだいたい25000トン〜32000トンのサイズで長さは170mぐらいある。木材のサイズによるが23000本〜27000本積む。木材の種類、サイズ、品質、使用用途などあるので30〜40種類になる、それを日本に持って帰ってからお客さん合わした再仕分けをする。外材…

木材船の写真

だいぶ昔の写真しかみつからなかったが載せてみました。こういった木材船でアメリカから木材を輸入してました。

初めての外国 パート4

ゴルフ⛳️の後仕事の打ち合わせをしてベルビューヒルトンホテルにチェックイン外国のホテルに泊まるのは初めてでかなり広めの部屋だったが値段は覚えてない。その後支店長とレストランで食事してからショットバーに行く。20才なのでお酒は飲めるが何処に行っ…

初めての外国パート3 続編

シアトルタコマ空港に着いて迎えに来たのは日本大手会社の支店長だった。そしてゴルフ場⛳️に直行、 自分はゴルフのことが何も分からないままキャディをする。ひとつも面白くなかった。お小遣いをドルでもらったがその時のレートは1ドル250円ぐらいだったと思…

初めての外国 パート3

突然アメリカに行くことになり何も準備せずにパスポートだけ取った。大学2年の夏休みだったので日本は湿度が高く蒸し暑いがシアトルは25度前後で湿度もなく夏季は快晴が100日間続く最高の時期だ。初めての経験だが時差が16時間あるので8時間たして1日バック…

初めての外国 余談話

自分は今60才ですが知ってる材木屋さんで今90才の人が昔、初めてアメリカに行った時に婦人警察官にHow muchと言って逮捕されかけた話、もう一人はホテルで風呂に入ろうとして椅子と桶がないのでフロントにかたことの英語で話したが最後まで通じなかった話 ち…

初めての外国パート2

父親はアメリカに行く時は必ずノースウエスト航空でVipの客だった。年間10回すべて正規のファーストクラスに乗っていた。それもチケットはノースウエスト航空から直接送られてくる。そしてホテルはベルビューヒルトンで年間100日近く滞在していた。 多分一番…

初めての外国

大学2年夏休み20才の時初めて父親に連れられて外国アメリカのワシントン州シアトルとカナダのバンクーバーに行きました。シアトルに泊まる時はいつもベルビューヒルトンに決まっていました。印象的だったのはホテルで取引先の木材会社の社長と初めて会って握…