Lumberman103’s blog

外材特に北米材アメリカ、カナダ材については日本一のスペシャリスト

初めてのフィンランド出張

20数年前フィンランド木材製品、丸太のブームがおこった。今までは日本にはヨーロッパからの建築材向けの木材製品や丸太は輸入されたことはなかった。品質、集荷やコスト的(スエズ運河を通過するのだが運ぶ距離か長い)にも無理と思われていた。それが日本の住宅建築の法律が変わったこと(品確法)が追い風となり製材技術や木材乾燥にすぐれた北欧特にフィンランドに目が向けられた。いざ輸入が始まると品質(おもにホワイトパイン)も良くコストもなんとかなるという事でブームになった。なおブームの後はいつもと同じ様に大量輸入で皆な大損した。私はフィンランド木材ビジネスはずっと否定的に考えていたが検討するためにフィンランドに出張することになる。この時期アメリカ🇺🇸の木材会社もフィンランドに進出していた。日本のヨーロッパ木材ブローカーの紹介でフィンランド視察出張することになる。

フィンランドヘルシンキに空港に着くとスエーデン人が1週間案内してくれるのだが、日本から行くのはいつもの様に私1人である。そのスエーデン人は日本のホンダの高級車🚙レジェンドて迎えに来た。フィンランドは人口は少なく道路が整備されているので郊外に出ると一般道でも150〜160kmで走るので少し怖い。ホテルはスエーデン人に予約してもらったが値段が高そう(新築のインターコンチネンタルヘルシンキホテル)で前がバルト海でロケーションも最高だった。スエーデンから車で来ているので2人でホテルに一週間泊まることになる。ホテルにチェックインするが一体一泊どれくらいの値段か気になるが、その頃のフィンランドの通貨はユーロでなくマルカだったので日本🇯🇵円に直すといくらになるのか分からない。余り覚えてないが高かったと思う。部屋も朝日が入り最高でレストランも凄く立派で高級感がある、朝食はバイキングなのだが種類も豊富でどれも美味しかった。一番印象的だったのは茹で卵の中の固さが5パターンもあったことにビックリした。

パート2に続く